Subject: サーシャかぐや姫説
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20131204090835
名前: めとろん
本文:
トーノ様 こんばんは。
漫画家にも元BCL少年がいらして大変嬉しいです。
ところで、日立のサージラムは私もあまり覚えていません。
当時はスカイセンサー5800、5900(SONY)と、私のクーガ115(National)が双璧で、それに続くRX(機種)がTRY-X(東芝)、パルサー(三洋)、ジーガム(三菱、BCL番組「ハロー・ジーガム」日本短波放送・DJ肝付兼太さん)でした。
レアな放送局向けには本格的なFRG-7(八重洲無線)がありましたが、76年当時で約6万円は中学生には手が出なかったです。
その頃のBCL少年にとっての最大の目標は、RAE(アルゼンチン国営放送)日本語放送のキャッチで、それこそコスモクリーナー受領並の最難関でした。
そのアルゼンチンの端には「マゼラン」海峡...
あっ、ここでもヤマトとの接点が(笑)
「はっ」
「何だよ」
「やばいぞ」
「なんで?」
「スカイセンサー、クーガ、TRY-Xあたりは覚えているがジーガムになると怪しい。でも言われて見るとFRG-7(八重洲無線)って何となく覚えている。所有はしてないけど、名前は覚えている」
「八重洲無線って何だよ」
「無線の免許を取った頃、世の中は八重洲のTS-101派とトリオにTS-520派に分かれていてねえ。あ、TS-101はワンノーワンね。うちはHFのアンテナなんて上げられないけど、イッチョンチョンでクリスタルをいくつも買えないから、50MHzのSSBに逃げちゃったけどね。結局アイコムのIC-502だった」
「いやいや。それ関係無いだろ」
「このあたりには『正面パネルの色合いやツマミ類がFT-101ラインと合わせてあります』って書いてあるし」
「ってか意味分からないし。イッチョンチョンって何だよ。クリスタルって何だよ。ファイナルファンタジーかよ」
「PLLシンセサイザーが出てくる前の話だな」
「また意味不明の用語が!」
「きっと相原通信班長に質問すれば教えてくれます」
「あの当時はそんなに日本語放送があったの?」
「そうだ。BBCの日本語放送とかね。モスクワ放送とか北京放送とか日本語放送がガンガン受信できたぞ」
「アルゼンチンも遠くないってことだね」
「楽には受信できないから遠いけどね」
「それで受信できたらどうなんだよ。島航海長がテレサとの通信を独占しちゃうのかよ」
「受信できたら受信報告を送ってベリカードをもらう」
オマケ §
「それにしても、あの頃は熱かったな。RF-2600/プロシード2600とか、周波数カウンター初期のモデルだよな。それ以前の機種は周波数直読と言ってもダイヤルで合わせるだけで、別にLEDで数値は出なかった。今や、スマホのオマケのラジオ機能でも周波数がそのまま数字で見える時代だ」
「見え過ぎちゃって困るのって奴だね」
「いや、それはマスプロアンテナだから」